そもそも武蔵新城駅そばに個人経営の集団指導塾は我々OKUNO塾しかなく、そのほかは全て大手の集団指導塾です。
大手と個人経営の最大の違いは、クラス分けでしょう。大手は一番上のクラスの生徒で進学実績が成り立っているので、中位・下位クラスの実績はよくないです。これは、上位クラスに良い先生が割り当てられることが最も大きな原因でしょう。そのほか要因としては、上位クラスだけ授業スピードが速かったり、難しい問題を解いたりすることが挙げられます。同じ料金でも、上位クラスだけ特別メニューなんですね。当然、中位・下位クラスでは、先生の質も落ち、進度も遅く、うるさいため、学力が伸びない生徒が大勢います。また異動などで、辞める先生が多いことも大手の集団指導塾で気にしておくべきポイントです。
一方で、個人塾は規模が小さいのでクラス分けがありません。OKUNO塾では、生徒の大半が臨海セミナーや湘南ゼミナールなどの大手塾からの転塾組ですが、全員を同じクラスで見ています。偏差値70あたりが1/3、偏差値60あたりが1/3、偏差値55があたりが1/3といった感じです。
生徒数が1学年100人もいれば、上位20%だけでも20人います。この20人の生徒の実績だけでも「すごそうな塾」に見えます。一方で我々は1学年12名です。大手と同じ上位20%だと2人の実績しか載せられません。ということで、学力の低い生徒を放っておくことはできません。実績がないと、すぐに個人経営の塾は潰れるからです。
また、生徒の学力に合わせて宿題を出したり、お休みの生徒のために授業録画を撮っておくなど、集団指導のデメリットをカバーする取り組みを積極的に行っています。
なぜ、OKUNO塾がここまで行うかというと、率直に言えば、大手塾ブランドがないからです。黙っていても生徒が入ってくるブランドのある塾とは異なり、我々はより良い授業を行っていくしかありません。生徒を第一志望校へ合格させることで、次の生徒を獲得できる訳です。現に集団指導塾は我々OKUNO塾以外ないので、いかに難しいかがわかると思います。