○×リピート勉強法
前回の記事に続き勉強の質の話。
ちなみに前回の記事はこちら↓
勉強の質ってよく分からんないからもう少し細分化しよ
学力向上には量と質を両方上げる必要があるなどと言われますが、勉強の質が高いとはどういうことか?さらに細分化して、勉強の質について考えてみました。JR南武線「武蔵新城駅」から徒歩2分。川崎市中原区上新城にある中学生・高校生対象の学習塾はOKUNO塾へ。
勉強の質をどうやって高めていくか。
より少ない時間で、より大きく学力を伸ばす必要がある。
そこでOKUNO塾では「◯✖︎リピート勉強法」を徹底させている。
ポイントはいくつかある。
①解けたら◯、間違えたら✖︎、解けても時間がかかったら△を書く。
そもそも何もチェックしない生徒が圧倒的多数。ただそれでは、何が解けて、何が解けないのかが分からない。そもそもテストで点数を上げるためには、解けない問題が解けるようにならないとダメだ。そのためには、解ける問題と解けない問題の取捨選択を行う必要がある。これはどの科目でも使える勉強方法なので、なるべく小さいうちに身につけさせておきたい。
②◯の問題はもう解かない。
これが非常に重要。「解けない問題を繰り返し解く」は多くの生徒が理解しているが、「解ける問題は解かない」はよく見落とされている。これができると、解けない問題だけに集中できるので、グンと成績が伸びてくる。
③△や✖︎の問題は◯になるまで何度も解く。
間違えた問題は繰り返し解く。また、正解でも時間がかかりすぎたら入試では使えないので、そういったものには△をつける。この△までしっかりとチェックできることが非常に重要。時間を常に意識させないと、練習のための勉強になってしまう。
④△や×をつけた日に◯はつけない。
同じ日に解き直すと、答えや解き方を丸暗記しているので解けてしまう。解き直しは少なくとも24時間以上あとに行おう。
⑤答えや式は問題集に書かずノートに書く。
◯や✖︎は問題集に直接書き込む。式や答えは解き直しの際にヒントになってしまうから、問題集には絶対書き込まない。
ちなみに、当塾では◯✖︎リピート勉強法を徹底しているため、入塾後に全ての生徒の学力が上がっている。
一般的に、生徒の勉強法やノートの取り方まで細かく管理徹底させる塾は、私の知る限り、ほとんどない。
本気で生徒の学力を伸ばしたいのなら、勉強内容だけではなく、勉強方法までしっかりと見守る必要がある。
OKUNO塾を開校する前、塾講師をしていたときに、勉強方法が間違っている生徒を何人もみてきた。
勉強時間は多いのに、なかなか学力は伸びない。次第に本人の自信もなくなってくる。
しかし、当時は授業がギチギチに組まれていたため、授業後に生徒と話をする時間すらほぼなかった。
そして、今OKUNO塾を開校してよく感じることは、生徒一人ひとりと接する時間がいかに大切なのかということ。
勉強はブラックボックスの部分が実はとても多い。
些細な勉強法の違い1つで大きく結果は異なる。
今は、細かいところも含め、また授業のない日も含め、毎日生徒の課題管理や質問対応を行っている。
日曜日も祝日も毎日だ。
教育は根深い。
子どもの頃に身についた学習習慣は大人になっても残り続ける。
だから、今しっかりと管理やサポートをしなくてはならない。
もちろん偏差値の高い高校や大学にいくことが全てではない。
ただ、学生の頃に勉強をしなかったため、大学にも行かず、満足のいく就職もできず、仕事や職場に対して文句ばかり言う人は、少なくともOKUNO生からは生み出したくない。
やはり、教育は根深い。
自分自身がひとつのロールモデルとして、生徒たちに努力すること、自己実現することを知ってもらえたら嬉しい。
そんな想いで、今日も授業と質問対応と宿題チェックを淡々とこなす。