勉強の質ってよく分からんないからもう少し細分化しよ



昨日こんな記事を書いた。

OKUNO生の習慣力

OKUNO塾の塾生たち、コロナで学校が休みでも、自習時間が全く減っていない。それどころか、むしろ増えている。JR南武線「武蔵新城駅」から徒歩2分。川崎市中原区上新城にある中学生・高校生対象の学習塾はOKUNO塾へ。



勉強の量に関する話。


学力向上には量と質をダブルで上げる必要があり、量を上げるためには、習慣化が重要だ。という内容。


そして、今日は質の話をする。




まず「質が高い」とはどういうことか?



それは、「(勉強)方法の質」と「知識の質」が高いということだ。




解けない問題が解けるようになるまで勉強をすること。


より短時間でこれが行えれば、方法の質が高い。


英単語テストの勉強が分かりやすいが、


解ける問題も解けない問題も、全て繰り返し解く生徒がまぁまぁいる。


ただ、これは解ける問題にも多くの時間をかけており、正直時間の無駄だ。


すべての問題を解くのは最初だけ。


ここで解ける問題と解けない問題に分類する。


そして、2回目は1回目に間違えた問題のみ解く。これで1回目より少ない勉強量で済む。


この手の話は、勉強ができる子にとっては当たり前すぎて、話をしても「そりゃそうじゃないっすか?」というリアクションになる。


うん、その感覚は正しい。


しかし、それが当たり前だと思わない生徒も大勢いる。むしろこちらがマジョリティ。


そのような生徒には、勉強方法をしっかりと指導する。


何日も経てば、元々の方法に戻ることもあるので、しっかりとこまめにチェックする必要がある。


ここまでやってようやく、生徒の学力が劇的に上がる。




もう1つは、知識の質である。


より少ない知識で、より多くの問題を解くことができる。これが知識の質が高いといこと。


抽象化能力と言ってもいいだろう。








いきなりだが、ここで問題。
この写真はフィリピンで食べられる「ランブータン」である。

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問題:ランブータンは果物ですか?











いきなりなんだよ!と思われるかもしれないが、とりあえずお答えいただきたい。





ランブータンは果物ですか?











正解はYES。ランブータンは果物である。



大事なのはここから。
ここで、あなたなら何を学ぶか。それが重要である。




・「ランブータンは果物である」



という知識だけ知って終わりなら、ちょっともったいない。



なぜなら、他の問題に応用できないからだ。


知識の質を高めるためには、次のことを知る必要がある。






果物は、食用になる果実。









つまり、果物の定義。


木や草につく果実で食べられるものを果物という。


問題文にはフィリピンで食べられるとあるので、ランブータンは果物。
(木につく果実であることは写真を見れば明らか)



そして、この知識を知った今、食べられる果実は全て果物であるということがわかった。





では、あなたはカニステルというメキシコで食べられる、高木になる実を知っているだろうか?
そしてこれが果物かどうか知っているだろうか?


カニステルは知らないだろう。ただ、これが果物であることは分かる。なぜなら食用の果実だからである。


受験勉強も似たようなもので、このように、1つの知識で1つの問題しか解けない(例:ランブータンは果実)場合は、知識の質は低い。


なるべく応用の効く知識(例:果物は、食用になる果実。)を身に付けるべきだ。


そして同時に、問題文のどこに着目すれば解けるのか、眼を養うべきだ。


今回の問題で言えば、①木や草につく果実、②食用、という2つがキーになる。


問題文をしっかり読み、キーを見落とさなければ、暗記量はかなり減らせるわけだ。


「木や草につく果実で,食べられるもの」と定義を覚えることと、果物1000個の名前を覚えること。


暗記量が多いのはどちらか、一目瞭然である。


以上が知識の質についてである。



このように、方法の質と知識の質を両方高めてこそ、生徒の学力は着実に向上していく。


そして、これらを指導者としてどう身につけさせるか。



話が長くなったので、また次回書くとしよう。

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