多くの中学生を見ていて、よく思うことは副教科(保健体育・技術家庭科・美術・音学)の対策がおろそかになっていることです。国語も音楽も内申点は同じで、どちらも同じ1点としてカウントされます。
にもかかわらず、5教科の勉強ばかり念入りに行い、副教科の対策はほとんど行われません。入塾したばかりの生徒を見るとそのような傾向が非常に強いです。
当然、OKUNO塾では副教科も対策を行うので、当塾に通っている生徒たちはそのようなことは起きません。ただ、他塾から転塾してきた生徒を見ると、副教科で内申点を落としている生徒が大勢います。ちなみに副教科で内申3以下はNGです。最低でも4。これは能力ではなく、しっかりと対策をしたかどうかで決まるので、狙える数字です。
評価基準はテスト・提出物・授業態度この3つですね。高校受験を考えると、副教科のテスト対策をしない塾は、自分から合格を遠ざけているようなものです。先ほどもお伝えした通り国語も音楽も同じ1点なので、絶対に対策をすべきです。また、提出物のチェックもした方が良いでしょう。当塾では、学校の先生に提出する前に一度確認をします。字が汚い、明らかに答えを写している、など細かくチェックすべきです。
先生も人間ですので、当然全てを客観的に評価できるわけではありません。テストはA君の方が良かったのに、内申はB君の方が高かった、なんてことはよくあることです。講師業をしているとよく分かるのですが、ノートがいい加減な生徒、あきらかに写している生徒は、たとえテストがよくても良い評価を与えることは難しいです。だからこそ提出物を事前に塾でチェックし、学校の先生の評価を少しでも上げられるよう、当塾では意識しています。
なお、高校入試は内申点+試験点数で決まるので、内申点が高ければ、その分、合格に必要な試験点数は低くなります。具体的に、当塾近くの塾で見てみると次の表のようになります。