毎日勉強すべき理由と毎日勉強するための方法

OKUNO塾は継続力を重視しています。そのため生徒は、授業がない日も毎日勉強します。土日はもちろん、ゴールデンウィークも年末年始も365日です。今回は、なぜ毎日勉強させるべきなのか?そして毎日勉強するための具体的な方法について書きました。

毎日勉強した方がいいのはなぜか?

毎日コツコツ勉強させる理由をよく聞かれるのですが、それは非常に簡単です。「毎日勉強しないことにメリットがない」からです。

毎日勉強をしないということは、勉強にムラがある状態です。では、なぜムラができるか考えてみましょう。たとえば、学校の宿題はそもそも出たり出なかったりするので、ムラが出るのは当然ですね。また多くの塾の宿題は、授業前日にやれば終わる量しか出ないので、前日以外は何もしなくていいわけです。また宿題を解く日が決められていないことも、勉強のムラができる原因です。

つまり学習スケジュールが決まっていないので、そのときの判断でやるかやらないかを決められる状態にあるということです。

では勉強のムラがあることは何が良くないのでしょう?1つには記憶の定着がしにくい、ということが挙げられます。ただこれはエビングハウスの忘却曲線など、よく聞く話だと思いますので、今回はもう1つの理由に着目したいと思います。

それは「決定疲れ(decision fatigue)」と呼ばれる現象です。

「決定疲れ」がやる気を削ぎ落とす

決定疲れとは合理的な判断ができない状態のことを言います。下の絵を見ると分かりやすいと思いますが、緑の人が決定疲れを引き起こす人です。

参照:https://buzzmag.jp/archives/106984

いろいろと、考えたり悩んだりする度に、気力ゲージは下がり、決定疲れを引き起こしてしまいます。

さきほどの勉強にムラがある生徒を例にすると「ああー宿題やらなきゃー。でもめんどくさいなー。明日にしよう・・・」翌日も「ああー宿題やらなきゃー。でもまだ塾の日まで3日あるしなぁ。また明日にしよう・・・」次の日も「あと2日あるからやらなくていいや。というか答え写せばいいか。めんどくさいから授業の直前にやろ・・・」 このような感情がどんどん疲れを溜めます。しかも肉体的な疲労ではないので、なかなか意識することができません。

気づけば、宿題がどんどんたまり、もっと嫌になっていき、最終的には自分でも良くないとは思いつつも、答えを写したり、宿題をやらないまま放置したりと、非合理的な判断になってしまいます。そして、これを何ヶ月、何年も繰り返しているうちに、学力はどんどん低下し、勉強嫌いになっていきます。

毎日勉強で決定疲れとおさらば

よく保護者の方が「うちの子は勉強し始めるまでが遅い」と言うことがありますが、それは決定疲れが原因である場合が多いです。そして決定疲れは勉強にムラがあることで起こるので、毎日勉強をさせる、日割りで宿題を出しチェックをすることが効果的なのです。

逆説的かもしれませんが、毎日やることが、継続のためには必要なのです。やる日とやらない日を作るのではなく、強制的にでも毎日勉強することで、「決定疲れ」を防ぐことができます。

そして次第に毎日の勉強が習慣となり、めんどくささが減退していきます。 とはいえ、1人で毎日勉強することは難しいです。また親が勉強を管理することも、中学生になれば難しくなるでしょう。つまり第三者の管理・サポートが必要になってくるわけです。

毎日勉強するようになる方法

①先生に毎日宿題を見せる

OKUNO塾では、毎日の宿題チェックをしています。生徒は勉強したノートやテキストの写真を撮って、毎日Slackにアップロードします。宿題の写真は、生徒全員が閲覧できるので、同級生の勉強内容や、先輩・後輩の勉強量なども知ることができます。

宿題の報告義務が毎日あるため、生徒は365日勉強内容を写真に撮って先生に送ります。そして送られた写真を、1枚1枚チェックします。なんとも原始的な方法ですが、これで継続力を鍛えます。

宿題チェック

先生にチェックしてもらうというプロセスがあることで、強制力が働きます。また他の生徒も見られる状態にすることで、他者の目が気になり宿題を行うようになります。

強制力や他者の目というのは、ネガティブな言葉として使われがちですが、これらがあるからこそ、継続がうまくいくこともあります。たとえばRIAZPは毎日の食事を専属トレーナーに写真付きで送るそうです。要は誰にか見られるから、ちゃんとしよう。誤魔化さないで頑張ろうと思えるのです。

ちなみに、宿題チェックは保護者では効果がありません。以前5名の生徒で実証しましたが、いずれも2週間持ちませんでした。子どもは親が相手だと、強制力が弱まり雑になります。さらに管理する方も大変です。毎日内容まで細かくみないと、どんどん雑になっていきます。そして結局面倒が見切れないとなってしまうのです。なので、第三者にチェックしてもらうことが重要です。

②無理のない学習計画を立てる

OKUNO塾では翌週1週間の学習計画を必ず先生と一緒に立てます。毎日コツコツと勉強するためには、しっかりと計画を立てることが重要です。忙しい日は予め勉強量を減らし、暇な日は勉強量を増やして調整します。

学習計画を立てる際のポイントはいくつかありますが、何より重要なことは、達成できる計画を作ることです。

宿題をたくさん与えたり、難しい内容を宿題にしたくなる気持ちは分かりますが、計画倒れしてしまうと、計画倒れの癖がついてしまうので、とにかく達成できる量を日毎に振っていくことが必要です。特に最初の3ヶ月は、軌道に乗らせる時期ですので、焦らず無理せずに計画を立てましょう。計画のポイントは次の6つです。

  1. 生徒の予定を考慮して学習計画を作る。
  2. 勉強が0の日は作らない。
  3. どの教材の何ページを解くのかまで割り振る。
  4. 具体的なノートの取り方や勉強の仕方を計画表にメモさせる。
  5. 学校の宿題も塾の宿題も全て1つの計画表にまとめる。
  6. その日の宿題が終わったら、必ず第3者が毎日チェックする。

計画を立てたからには、当然それが実行できたのか、チェックが必要です。これがないとサボりたい放題ですからね。OKUNO塾では、学習計画表に書かれた宿題が送られているか、写真を細かく確認します。ここまで徹底的にやらないと、継続はできません。よく思うことですが、宿題と管理はセット行わないと、機能しないです。宿題を出すだけ。これでは学力は伸びません。徹底的な学習管理を行いましょう。