中学生の勉強法|成績が伸びるテスト勉強のやり方!
子ども(中学生)の勉強方法に悩んでいる人「うちの子は勉強している割りになかなか成績が上がりません…。効率の良い勉強方法はないかな。」
本ブログの内容
・なぜ勉強をしているのに成績が伸びないのか。
・中学生にとって、成績が伸びるテスト勉強のやり方とは?
勉強をしても成績が伸びない中学生は多いです。
なぜ伸びないか、そこには大きな理由があります。
なぜ勉強をしているのに成績が伸びないのか。
結論は、「自分でテストをすること」「取捨選択をして効率よく勉強すること」の2つのことができていないから。
この2つができないと、成績は伸びません。
ただ、前述の通り、この2つができる中学生は少数です。
自分でテストをするとはどういうこと?
自分でテストをするとはどういうことでしょう。
たとえば英単語で考えると分かりやすいです。
多くの中学生は英単語を何度も読んだり書いたりしながら覚えようとします。
これは、テストをしていない状態です。
なぜなら、答えを見ながら「読む」「書き写し」しかしていないからです。
一方でテストをしている状態とは、
日本語だけが書いてある紙に、英語を書いていくのです。
実際の試験と同じ形式で普段の勉強からテストをすることが何より重要で自分でテストをすると自分でテストをするとす。
なぜ中学生は自分でテストをしないのか?
これは中学生だけではなく、高校生にも言えるかもしれませんが、
「テストをする」のは、「読む」「書き写す」よりも面倒です。
しかも、頭をかなり使うので疲れます。
みなさんも試験を受けた経験はあると思いますが、
試験は授業を受けるよりもはるかに疲れます。
これは私の個人的な見解ですが、
人は本能的に、疲れる勉強法を避けていると思います。
それが多くの中学生は自分でテストをしない理由でしょう。
単純に習っていないのではなく、本能的に最初は避けているような気がします。
そのため「自分でテストをする」勉強法を教えても、ズルをしたりする子どもは大勢います。
なので、しっかりと勉強法を指導・管理してくれる先生に教わる必要があります。
取捨選択をして効率よく勉強するとは?
続いては、取捨選択についてです。
こちらも、自分でテストをすることと同様に、できない中学生が多いです。
取捨選択の中でも特に重要なのは「取捨」です。
つまり、「何を勉強しないか」を決めることが重要です。
解ける問題にはなるべく時間を使わず、
解けない問題に集中的に時間を使う。
この時間の使い方こそ、効率的な勉強には必要不可欠です。
中学生にとって、成績が伸びるテスト勉強のやり方とは?
では、一体どのような勉強法がいいのでしょうか。
実際に塾で指導している方法をお伝えします。
OKUNO塾で取り入れている指導法
私は生徒たちに次のように伝えています。
「3回通り、全ての問題をテストして、4回目は1〜3回目に1度でも間違えた問題をテストし、5回目以降は1回前に間違えた問題のみをテストするように。」
つまり、3回自分で解いて、3回とも正解だった問題は
「もう勉強しない」と捨てるのです。
たとえば、中学生が4+7のような問題を解きませんよね。
さすがにこれは極端ですが、ただ
「確実に解ける問題に時間を使わない」
というのは、効率的な勉強のためにはとても重要です。
また、全ての教科・生徒にこの方法をとっているのではなく、若干変えることもあります。
場合によってはマイナーチェンジをする
たとえば、問題量が膨大な場合は、3回通りできない場合もあります。
あるいは、中学3年生で受験まで残りわずかしかない場合も、そんなに時間は取れません。
そのため、3回通りではなく、2回通り全ての問題をテストする方式にマイナーチェンジしてもOKです。
また、どうしても時間がない場合は、1回全ての問題を解いて、間違えた問題のみ解くようにしましょう。
もちろん理想は中学1年生の頃から正しい勉強法を地道に続けることです。
これは、英語に限らず、数学でも理科でも社会でも使えます。
取れる時間に応じてマイナーチェンジをしながら、実践してみてください。