我々は学習塾なので、問題点があれば、どうやってその問題を克服するのか考えなくてはなりません。今回の問題点は「どうやって日本語を丁寧に読ませるか?」です。当塾では3つの策が効果的だと考えています。
まずは、客観的な言葉を使うことです。たとえば宿題を「あとで出します」から「30分後に出します」と伝えるようにしなくてはなりません。このように、主観的な言葉から客観的な言葉を使うように意識させることが大事だと思います。
正確に文章を読むためには、正確な日本語を日頃から使う必要があります。当塾では、日頃から客観的な言葉を使うように意識させています。例えばテストが返却された後の振り返りで「今回のテストはまぁまぁ出来たから良かった」では不十分です。「今回のテストは、平均点が60点の中でそれより12点高かったから良かった。」あるいは、「前回が55点だったのが、今回は72点になったので良かった」のように伝えさせます。