生徒のITリテラシーを高くしたい

近年、教育業界はIT化が進んでいる。リクルートが提供するスタディサプリをはじめ、スマホやタブレットを使用して勉強できる環境が整ってきている。また、最近は学校内にWi-Fiを敷設したり、学校からiPadが支給されるなど、学校現場でのIT化も進み、生徒を引き寄せるツールとなっている。

一方、学習塾のIT化は遅れている。大手塾・個人塾問わず、生徒が自由に使えるWi-Fi環境を整えている学習塾は少ない。指導者の高齢化などの問題もあるが、勉強中にスマホやパソコンで調べ物をすることは、もはや必須であり、そのための設備投資はすべきだろう。

ITリテラシー

OKUNO塾では、最大50人までが同時接続できるWi-Fi環境を整備しているが、これは自習中にインターネットを使う生徒のためである。解説動画をYoutubeで見たり、調べ物をしたり、オンライン英会話をしたり、使用目的はさまざまだが、各々の生徒が自分の目的に沿った使い方をしてくれればそれでよい。

そして指導する立場としても、生徒にはITリテラシーをどんどん高めていってよほしいと強く願っている。たとえば、データを生徒に送りたい時、Airdropで送るね!と伝えて済めばよいのだが、わからない生徒がたまにいる。

他にも、リスニング用の教材に付いているCDを聞きたい時、そもそも家にCDプレーヤーがない場合は、ダウンロードページへアクセス→zipファイルを落とす→解凍→スマホに取り込む必要があるが、CDがないといって諦める生徒がいる。(なんのためのリスニング教材を買ったのか…)

特にパソコンに関する知識が乏しい生徒は多い。スマホは最新版のiPhone、なんならAirpodsまで買ってもらっても、パソコンを持っていない子どもは多い。個人的にはスマホはAndroidでもいいが、パソコンはいいものを買ってあげてほしい。

なぜなら、調べる癖が自然と身につくからである。「パソコンが得意」な人は、おそらくググる力が強いゆえに、なんらかの問題が発生したときでも、すぐに解決できる。解決できる理由は、解決策が載っているページにアクセスする方法を知っているからである。

たとえば、カフェなどで流れているクラシック音楽の題名を知るにはどうしたらよいか。歌詞はないので、歌詞で検索することは不可能だ。もし絶対音感があればドレミファソラシドで検索するという荒技もあるが、はたしてどうすればよいか?

実は答えは簡単で、音楽を聞き取るアプリやソフトがないかを調べることである。つまり曲名を調べるのではなく、曲名を調べるアプリを検索する。なので、検索窓に打ち込むワードは「曲名 調べる アプリ」となり、検索されて出てくるのは次の画像の通り。

もちろん、そもそもアプリを知っていたというのであればそれを使えばいい(私はShazamをよく使う)が、知らないときの対処法はググる力によって決まる。そしてこれは、勉強にも大いに役立つ。

日頃の勉強の中では、わからないことは山のように出てくる。本に全て書いてあれば良いが、すべての疑問を解決できる本はまずない。また分厚い辞書のようなものを買ってしまうと、今度は調べる手間がかかる。ということでいネットでさくっと調べて、わからないことをどんどん解決できるようになってほしい。そしてその検索力を上げる1つの手段としてパソコンを買い与えることが重要であると感じている。

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